ひとり暮らしの快適空間を実現!サーキュレーターの選び方とおすすめ5選


ひとり暮らしをする際、快適な生活環境を整えることは非常に重要です。特に、室内の空気循環や温度調節は、快適さだけでなく健康にも直結するので大切な要素です。そこで、サーキュレーターが大いに役立ちます。本記事では、ひとり暮らしの快適な空間を実現するために、サーキュレーターの役割と利点やおすすめのサーキュレーターをご紹介します。

サーキュレーターの役割とメリット

サーキュレーターは、室内の空気を効果的に循環させることができる電気機器です。ここでは、サーキュレーターの役割とメリットについてご紹介します。

まず一つ目のメリットは、快適な室内温度の維持が可能と言う点です。梅雨も終わり、これから夏になりますが、エアコンの冷風をサーキュレーターで均等に循環することで、部屋全体の涼しさを確保することができます。ひとり暮らしをしていて、仕事から帰ってきた部屋の温度を一気に涼しくすることが可能です。ただ涼しくなるというだけでなく、エアコンの使用効率が向上し、電気代の節約にもつながるのでおすすめです。

二つ目のメリットは、新鮮な空気の循環ができるという点です。サーキュレーターは、室内の空気を循環させることで、締め切ったお部屋にこもった空気を排出し、新鮮な空気を取り入れます。ひとり暮らしは常時換気が難しいです。サーキュレーターを使用することで、室内の換気が促進され、不快なニオイや湿気の解消にも役立ちます。

梅雨の時期には、ひとり暮らしの方は洗濯物の部屋干しをすることも多いはずです。部屋干しをすると、どうしても衣類が生乾きであったり、部屋干し特有のニオイもしたりと気になりませんか。そんなときでも、サーキュレーターを使って部屋の空気の循環を行うことで、洗濯物も乾きやすく、ニオイもありません。ひとり暮らしの部屋干しは、外に洗濯物を干さなくても良いので、プライバシー保護の観点でもメリットは高いです。

さらに、今のサーキュレーターは3D首振りが可能で、風量や風向きの調整できます。あなたの好みや季節に合わせた使用が可能となっています。風量を弱めたり、風向きを調整したりすることで、風の感じ方をコントロールできます。冬場には、サーキュレーターを逆流させることで暖かい空気を均等に広げ、部屋全体を暖かく保つことも可能です。

このように、サーキュレーターはひとり暮らしの快適空間を実現するために、一年中活躍してくれる今やマストなアイテムです。次に、夏場に活躍する扇風機との違いについて解説しましょう。

サーキュレーターと扇風機の違い

サーキュレーターと扇風機は、両方とも空気を循環させるための機器ですが、いくつか違いがあります。

風の循環方法

サーキュレーター: サーキュレーターは、風を広範囲に循環させることが主な使用目的となります。3D首振りなどのテクノロジーを使用して、風を広い範囲に拡散させ、部屋全体の空気を循環させることができます。

扇風機: 扇風機は、風を一方向に吹き出すことで直接体に風を当てることができます。一般的に、風を直接体感するための風量の調整に重点が置かれており、特定の方向に風を送ります。

風の風量と風速

サーキュレーター: サーキュレーターは、広範囲に風を循環させる必要があるため、風の風量は広範囲に均等に分散されます。今までは、一般的にサーキュレーターの風は扇風機よりも弱いとされてきましたが、最近のサーキュレーターは、風量も強いタイプも販売されています。

扇風機: 扇風機は、特定の方向に風を集中させるため、風量や風速が高く、強力な風を送ることができます。そのため、涼しい風を体感したいときには重宝します。

騒音レベル

サーキュレーター: サーキュレーターは、風を穏やかに循環させるため、一般的に扇風機と比べて静かです。そのため、夜の運転にも適しています。

扇風機: 扇風機は風速を重視しているため、ファンが高速回転する音が発生し、比較的騒音が大きい傾向があります。

使用用途

サーキュレーター: サーキュレーターは、空気の循環と均一な温度管理を主な目的としています。広い空間や複数の部屋にわたる風の循環に適しています。また、冷暖房効果の向上や湿度調整にも一役買います。

扇風機: 扇風機は、特定の方向に風を送ることが目的のため、個別の場所や特定の人や物に風を当てるのに適しています。主に個人の利用や局所的な冷却が主な使用目的となります。

サーキュレーターと扇風機は、それぞれ異なる目的と機能を持っていますが、最近では、サーキュレーターも扇風機も多機能となっているので、選択する際には、自分のニーズや環境に合わせて、どのタイプが最適かを考慮することが重要です。

次に、具体的なサーキュレーターの選び方と注意点について詳しく見ていきましょう。

サーキュレーターの選び方

様々なメーカーから販売されているサーキュレーターを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。

部屋の広さと風量の関係: サーキュレーターの風量は、部屋の広さに対応している必要があります。小さな部屋では風量が強すぎると不快感を感じることがあり、逆に大きな部屋では風量が足りずその効果が感じられないこともあります。サーキュレーターの製品には、適した部屋サイズの目安が表示されているので、それを参考に購入するようにしましょう。

風の向きと角度の調整: サーキュレーターが風の向きや角度を調整できる機能を持つと便利です。最近のサーキュレーターは3D首振りなどの機能があり、風の向きを自由に変えることができます。特定の場所に風を送り、壁や天井に風を当てることで広範囲に風を広げることが可能です。角度調整機能を持つサーキュレーターは、風の方向を上下左右の範囲に広げることができます。

騒音レベル: ひとり暮らしの静かな環境でサーキュレーターを使用するには、騒音レベルも考慮する必要があります。ひとり暮らしの場合、夜にサーキュレーターを長時間運転することが多いため、できるだけ静音性の高いモデルを選びましょう。製品のスペックシートやレビューで騒音レベルについて確認し、自分の好みや環境に合わせて選ぶことが大切です。

消費電力:消費電力が低いサーキュレーターは、長時間運転しても電気代を抑えることができます。エネルギー効率の良いモデルや省エネラベルを持つ製品を選ぶことで、経済的にも環境にも配慮することができます。

デザインとスタイル: 最近のサーキュレーターはコンパクトなタイプも多いですが、おしゃれなデザインのサーキュレーターも数多く販売されています。自分の部屋のインテリアや好みに合ったデザインのサーキュレーターを選ぶことで、快適さだけでなく、満足度も高くなります。

これらのポイントを基準にして、自分のニーズや好みに合ったサーキュレーターを選ぶことが大切です。さらに、購入するさいには、信頼性の高いブランドやユーザーレビューも参考にすると良いでしょう。

ひとり暮らしにおすすめなサーキュレーター5選

これまでにお話ししてきた選ぶ際のポイントを考慮した、ひとり暮らしにおすすめなサーキュレーターをいくつかピックアップしてご紹介しましょう。

360°首振り サーキュレーター 扇風機 DCモーター

サイズ(約):幅25.4cm×奥行き24.4cm×高さ35cm
  コード長:1.4m

重量(約):1.9KG

仕様:羽枚数:3枚
   定格電圧:AC100V
   定格周波数:50/60Hz
   定格消費電力:18W

付属品:リモコン

参考価格:6,999円

手頃な価格帯で、省エネ性能抜群のDCモーターのサーキュレーターです。機能もてんこ盛りのナイスな商品です。
360度回転するので、お部屋の空気をしっかりと循環させてくれます。さらには、マイナスイオン搭載モデルで、気持ち良い生活空間を作り出してくれます。
細かな風量調整や夜間使用でも静音性にも優れています。なんと5年連続で、扇風機・サーキュレーター部門で年間王者となっています。
タイプもベーシックタイプとマイナスイオン搭載モデル、コードレスタイプがあり、カラーも豊富なのでどんなお部屋にもマッチします。

アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-SC15T PCF-SC15TP

商品サイズ(cm):幅約21×奥行約21×高さ約29(電源コード含まず)

商品重量:約2.0kg

電源電圧:AC100V

電源周波数:50/60Hz

消費電力:38/36W(上下・左右首ふり時)

適用床面積(目安):18畳

コード長さ:約1.4m

参考価格:6,405円

サーキュレーターで定評のあるアイリスオーヤマの製品です。色々なタイプのサーキュレーターを販売しているアイリスオーヤマですが、このタイプはコンパクトでパワフルということで人気があります。

3Dランダム送風で、部屋の空気をあっという間に循環させるので、部屋干しをする方にもおすすめです。コンパクトでパワフルにも関わらず、静音性にも優れているので、ひとり暮らしの方にもぴったりです。

前面カバーが取り外しできるので、簡単にお掃除もできます。カラーもパステル系でどんなインテリアにも合います。

【イオン除菌機能付】リビング扇風機 サーキュレーター dcモーター

定格電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:DC24V
重量:約3.7kg
コード長:約1.6m
組立寸法:約W35×D35×H39~92cm
風量調節:12段階
最大風速:約7.5m/s

参考価格:11,280円

樂天のサーキュレーター部門でなんどもランキング1位を獲得している人気商品です。

イオン機能や除菌機能、浄化機能の3重除菌が可能なサーキュレーターでおすすめです。

デザインも今までの扇風機にも似ていて、使いやすいと評判です。一台で、扇風機としても、3重除菌や衣類乾燥機、サーキュレーター、換気と5役と担うスグレモノです。

3D首振りで、お部屋の空気を立体的に循環させます。また、エコモードや自然モード、ナイトモードの3つのモードがあり使いやすいです。

劣化しにくいTPUラミネートを使って、撥水効果も抜群です。さらに、Mサイズで390グラムととても軽量です。

アイリスオーヤマ サーキュレーター dcモーター STF-DC15T [NH]

商品サイズ(cm):幅約24×奥行約24×高さ約60
本体質量:約2.4kg
電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:25W
適用畳数(目安):24畳
風力切替:10段階
送風モード:連続・リズム・おやすみ
首振り:上下/左右(60°/90°/120°)
タイマー:入/切
高さ調節:4段階(約60~70cm)
電源コードの長さ:約1.7m

参考価格:11,170円

対応畳数が24畳ということで、かなりパワフルなサーキュレーターになります。そのため、空気の循環だけでなく、部屋干しもしっかりと乾燥させてくれます。扇風機のような形状でありながら、3Dランダム送風で、部屋の空気を効果的に循環させます。静音性も35デシベルということで、とても静かで就寝時にも気になりません。カラーは、ホワイトとブラックが用意されて、ブラックのみ衣類乾燥モードがあります。

ヤマゼン 全分解サーキュレーター YAS-AFKW15(WH)

電源:AC100V(50/60Hz)
消費電力:28/26W(50/60Hz)
電気代目安(1時間あたり):約0.9円/訳0.8円(50/60Hz)
電源コード長さ:1.6m
羽根径:15cm 3枚
風量:3段階(静穏・弱・強)
左右自動首振り機能:(本体操作部)
風向き角度調節(上向き・手動式)
畳数目安:14畳まで

参考価格:4,980円

サーキュレーターを使う際の注意点

  1. 配置を考慮: サーキュレーターを部屋に設置する際には、安定した場所に配置しましょう。倒れやすい場所に置かないように注意しましょう。
  2. 電源と配線: サーキュレーターを使用する前に、説明書どおりに正しい電源や配線を確認してください。コードが破損していないか、コンセントが過負荷の状態を避けるため、適切な電源設備を使用しましょう
  3. 清掃とメンテナンス: 日頃から清掃とメンテナンスを心がけることで、サーキュレーターの性能をいつでも良い状態で動作させることができます。ファンのブレードやフィルターの汚れを定期的にクリーニングして、風の循環をスムーズに保ちましょう。
  4. 風速と風量の調節: サーキュレーターは、風速や風量の調節が可能なことがほとんどです。使用する環境や好みに合わせて、適切な風速と風量を選択しましょう。特に、就寝時や長時間使用する際には、風量を調整して快適な環境を保つことが大切です。
  5. 定期的な点検: サーキュレーターの動作や安全性を確保するために、定期的な点検を行ってください。異常な振動や異音、挙動がおかしい動作がある場合は、速やかに修理や交換を行いましょう。

これらの注意点を守ることで、安全かつ効果的にサーキュレーターを使用することができます。また、メーカー取扱説明書や指示に従うことも忘れないでください。

サーキュレーターを導入してひとり暮らしの生活環境を快適に!

サーキュレーターは、ひとり暮らしの快適な生活環境を実現するために重要な役割を果たします。適切に選ばれたサーキュレーターは、以下のような利点を提供します。

まず、快適な生活環境は心身の健康や安全に直結します。適切な空気循環や温度調整により、アレルギーや呼吸器系の問題を軽減し、健康的な生活をサポートします。また、快適な環境は心の安定とリラックスにもつながります。

サーキュレーターの選び方にはいくつかのポイントがあります。その部屋に適した効果的な風量、風の向きと角度の調整、静音性、エネルギー効率、デザインなどを考慮しましょう。

自分のニーズや好みに合ったサーキュレーターを選ぶことで、快適さだけでなく視覚的な満足感も得られます。

まとめ

サーキュレーターは空気循環や冷暖房効果の向上、換気支援だけでなく、プライバシーの確保、ファンや扇風機の代替として、また乾燥対策など、さまざまな活用方法があります。部屋のサイズや環境に合わせて風量や風の向きを調整し、ひとり暮らしの快適な生活環境を実現しましょう。